著者番号Nの登場 (1998/3/19)

岩波文庫3月の新刊をご覧になった方はお気づきの通り,ついにフランス文学(赤帯500番台)の著者番号がフラピエ「女生徒」(赤599−1)で満席となり,新著者番号N501が登場した。

栄えある一番乗りは「フランス名詩選」....というのではちょっと盛り上がらないが,とにかく現在の著者番号制をとるようになってから,初めての出来事である。

岩波の著者番号は,各ジャンル別に分かれており,現在のところ下の表のように割り振られている。これを見ると,黄帯や緑帯では著者番号に余裕があるが,赤帯は各国別に99人分しか用意されていないので,早晩満員になる可能性があるということがわかる。

(各ジャンルとも0番は欠番なので赤500は無い。ただし100番を超えて連番となっている黄帯,緑帯,青帯には黄100(鴨長明),黄200(毛吹草),緑100(木下順二),青100(勝海舟)がある)

今回フランス文学が最初に埋まってしまったが,このほかでは,日本思想(残り4),イギリス文学(残り15)あたりが残り少なくなっている。どちらにしても,当初の主旨であるはずの,年代順著者番号制を崩してしまう今回のは,スッキリしないやり方ではある....。

最初最後ジャンル
999日本古典文学
999現代日本文学
99東洋文学
101199ギリシャ・ラテン文学
201299イギリス文学
301399アメリカ文学
401499ドイツ文学
501599フランス文学
601699ロシア文学
701799南北ヨーロッパ文学ほか
199日本思想
201299東洋思想
301399仏教
401499歴史・地理
501599音楽・美術
601699哲学
701799教育
801899宗教
901999自然科学
99法律・政治
101199経済
201299社会