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宝島社文庫 (2000/5/10)
私と同様,かつての「宝島」を愛読した諸兄は,現在の週刊「宝島」をみるたびに,義憤の念に駆られるかもしれないが,マニア入門書シリーズともいえる「別冊宝島」の方は,なかなか面白いタイトルを揃えていて人気がある。もっとも品切れが多く,判型も災いしてか,きちんと揃えている書店が少ないのは残念に思っていた。 そんなわけで,かねてより文庫創刊を検討し,マーケット調査も行ってきた宝島社が,1998年7月24日に「Cの福音」(楡周平著)初版12万部をもって創刊した「宝島社文庫」は,既に自社単行本ベストセラーと「別冊宝島」シリーズを再編成したものなど80点ほどを刊行しており,品切れに悔しい思いをしていた人,もっぱら電車読書派の人にとっては歓迎すべきことだ。 最近刊行された文庫本としては,キワモノ的なタイトルの割には,造本もしっかりしており好感が持てる。 |