過去の日記を読む・・・ 2000年 4月 3月 2月 1月 1999年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月 1998年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 | |
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5月31日 電車の中で,スーパーの大きなチラシをカバーにした本を読んでいる人がいました。私も書棚に納める本を,新聞に入っているチラシやカレンダーなどでカバーすることがありますが,外で持ち歩くのはちょっと恥ずかしい。紀田順一郎さん曰く,本屋でくれる全集やシリーズもののチラシは,そのままではゴミだが20年,30年ととっておけば貴重な書誌資料となる。我が家のスーパー・チラシカバーも,20年,30年経ったものは,貴重な食料品・衣料品価格の資料と....なっていないか^^;;。
5月30日 ここのところ図書館に行く時間がなく寂しい思いをしています。地域の公民館にくっついたような図書室ではなく,大規模な図書館の仕組みについては,なかなか知る機会がないのですが,50歳近くで教師から兵庫県立図書館員に転じた大西氏の「図書館へ行こう」を見ると,図書館業務のあれこれがよくわかります。私自身は文庫本を中心に読んでいるので,図書館の恩恵を受けることはあまりないのですが,郷土資料,歴史資料に関しては,やはり図書館が頼り。あと,CDやビデオもね。
5月29日 集英社新書「新・シングルライフ」(海老坂武著)は,同じ著者が14年前に出して話題となった「シングルライフ」の第2弾。今回は著者が65歳となり,もっぱら高齢化時代のシングルライフを考える,というのがテーマ。それゆえ,シングルライフを謳歌し,シングルライフは素晴らしい,と語ってはいるものの,前作の勢いはなく,寂しさをいかに紛らわすか,といった話になりがち。未婚既婚を問わず,最終的には多くの人がシングルライフを送らざるを得ない高齢化社会。本書を通読しても,素晴らしいものとは思えなかったのだが....。
5月27〜28日 週末は自転車で市内の公園へ。ここは周囲が1500m程のかなり高低差のある山路となっていて,3歳児ではちょっと歩ききれるかな,と思ったのですが,まあ疲れたとも言わず,非常に元気で歩き通しました。親の方が,汗かいてハアハアとは情けない限り。ところで,このページが知らないうちにYahoo!の【ホーム > 芸術と人文 > 人文 > 文学 > 本と印刷の歴史 】というカテゴリに移動していました。周りを見ると,お馴染みのページが多い。その中で,「角川文庫の黄帯を読む」はお薦めです。
5月24〜26日 宝島社文庫の新刊「倒産体験」を読む。なんか最近,この手の本ばかり読んでるな....なにか潜在的不安が^^;;。などと思っていたら,わが職場のすぐそばにある第一ホテル東京が倒産とのこと。昼にカレー食べにいったり,夜飲みにいったり,なかなか使わせて貰っていたのに残念。まあ,消滅しちゃうわけではないけれど。
5月23日 「ギャスケル短篇集」,これは面白かった(and泣かせてくれました)。老嬢が暮らす古いお屋敷に現れる子供の幽霊の正体とは(婆やの話),若き日の諍いがもとで妻を亡くした男と落ちぶれてその家へ迷い込んだかつての恋敵との悲劇(ジョン・ミドルトンの心)などなど,一気に読ませてくれます。その巧みな語り口で,ディケンズがシェヘラザードと呼んだギャスケルは,訳者の松岡氏によると21世紀に向けてますます流行るらしい....ので,いまから押さえておかなくちゃ。美しい写真入りの英文テキストはこちら。
5月22日 JR新橋駅前機関車広場では,22日〜24日午後9時まで「大古本まつり」を開催中です。都内35の古書店が出品し,文庫,新書はもとより,辞書,実用書,ムック,写真集など,新しめの本が中心ですが,なかなか賑わっています。場所柄,料理,園芸関係雑誌のバックナンバーなどもかなり出ていました。
5月19〜21日 3月新刊予定だった岩波文庫「国富論(1)」が,こそっと5月発売に変更され,ようやく出ていました。岩波書店からなにかアナウンスがあったのかな? 今月は,「ヴェニスに死す」と「サロメ」が改版,「リア王」が改訳,「ギャスケル短篇集」と「ツアンポー峡谷の謎」が新顔ですね。19世紀前半の英国女流作家ギャスケルの短篇集は,8篇中4篇が本邦初訳とのこと。1924年,ヒマラヤ山脈のツアンポー川を探検した植物採集家たちによる植物,動物,民族に関する記録は,探検記というにはちょっと読みにくいが,興味深い。 地元情報誌の広告によると,有隣堂書店の10色から選べる文庫カバーというのは,実用新案なんだそうです。
5月18日 文春文庫の新刊「田宮模型の仕事」は,おなじみ田宮模型の社長・田宮俊作氏の回想記。父の跡を継ぎ,木製模型からプラスチック模型への転身,世界各地での軍事車両取材,ミニ四駆の歴史など,まさに模型とともにあった人生を豊富なエピソードを交えて語っています。我々の世代には懐かしいスロット・レーシングや,1960年代F1で活躍したHONDA−F1の開発など,子供の頃模型に親しんだ人には必読の書です。元本は1997年ネスコ刊。
5月17日 宝島社文庫の新刊「不動産というバケモノ」は,バブル期の不動産に踊った人,踊らされた人の物語。地上げ屋の手口や,銀行融資の裏側など,業界関係者からの聞き書きを集めたもの。バブルのはじけた直後,1993年に出た別冊宝島の改訂版ですが,今読んでも当時の衝撃がリアルに伝わってきます。バブル絶頂期,苦闘の末に手に入れたマイホームの灯を見て,「ああ,俺の家だな」と涙するサラリーマン氏の気持ちは痛いほどわかります....。
5月16日 栞のコレクションに関する新しいサイト「SIORIX」ができました。私自身も,文庫本の栞は,結構関心を持って見ている方だと思うのですが,栞欲しさに本を買ってしまう,という病には,さいわい未だ感染しておりません^^。
5月15日 掲示板でもご紹介いただきました通り,6月18日まで岐阜県博物館マイミュージアムギャラリーで「文庫の世界」展が開催されています。立川文庫など稀少文庫本を700冊程展示しているとのこと。 詳細は,中島泉さんまでお問い合わせ下さい。わたしも期間中の土日に行ければよいな,と思っているのですが,予定がたてられるかな。
5月13〜14日 日曜日はよい天気に恵まれ,海岸や公園はたいへん賑わっていました。子供たちは,はやくも裸になって水遊び。わたしも,日焼けでかなり赤くなっています。 光文社文庫新刊「シュピオ傑作選」(幻の探偵雑誌3)を読みました。本書には,「シュピオ」の前身雑誌,昭和10年創刊の「探偵文学」から3篇,「シュピオ」から5篇が採られているほか,創刊・終刊の辞や,資料なども豊富。本書の半分以上を占める「白日鬼」は,昭和13年,小学六年生に掲載の「地底大陸」で知られる蘭郁二郎の作品。蘭は,従軍作家として初の殉職者でもありました。『軍靴の音が高まりつつある時代,探偵小説隆盛期の最後の雑誌』の雰囲気をよく伝えています。雑誌「シュピオ」自体は,古書店でも容易に揃わない稀本のようで,文生堂書店の目録によると,2冊で65000円,「探偵文学」は9冊300000円とのこと。
5月12日 「TOKYO カフェマニア」は,『電車に乗って,カフェからカフェへ旅をする。あわあわのカプチーノや文庫本と一緒に過ごす時間。風が気持ちいいオープンエアのカフェ,シャンパンがおいしいカフェ,一人でも心やすらかに座れるカフェをご紹介します。音楽がうるさいなんて論外。大人がなごめないカフェも避けよう。』ということで,東京の青山・原宿・渋谷,恵比寿・代官山,自由が丘,広尾・六本木,銀座などにある文庫本の似合う静かでおしゃれなカフェを紹介。眺めているだけでも楽しくなります。「カフェで愉しむカフェの本」の紹介も。
5月11日 Columnに「光文社文庫」を追加しました。
5月10日 Columnに「宝島社文庫」を追加しました。
5月9日 Columnに「王様文庫」を追加しました。
5月8日 自転車ついでに,朝日文庫の新刊「ちゃりんこ西方見聞録」を読みました。元本は10年ほど前に出ており,夫婦二人での奈良東大寺からローマに至る400日余りの自転車ツーリングの記録。夫婦掛け合い日記風に書かれているせいか,たぶん道中深刻な事態もあったと思われるのに,肉体的な過酷さが伝わらず,そうかといって観光案内風でもなく,なんとなくヒマラヤと砂漠を超えて着いてしまった,400日もかかったの....といった感じ。奥さん一人で書けばよかったのに。
5月2〜7日 みなさん,連休はいかがでしたでしょうか? 我が家は,ドイトでのガーデニング用品買い出し,鎌倉への自転車ツーリング,「こどもの日」にNintendo64を購入(Dreamcastにお子ちゃま向けのソフトがなかなか出ないから),あとは家のそばの海浜公園での砂遊び....など,もっぱらローカルなイベントでなんとなく過ごしました。久しぶりにNEW自転車を買ったので,それを乗り回していたわけです。 「もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵」(椎名誠)が角川文庫に登場。「本の雑誌」発行人・目黒考二氏を蔵に閉じ込め,禁断症状が出てきた頃に文字を書いた紙を投げ入れると彼は喜びもだえる,という変な表題小説をはじめ,「すべての問題を前向きに善処したいのだ」「本ばかり読んでいる人生は△である」など,"活字"にまつわる私的で過激なエッセイ,対談など,てんこ盛り。変な判型の元本を読んだのはずいぶん前です。だけど,この本だけは絶対に文庫にしないと,目黒考二氏は言っていたような....。
5月1日 日本経済新聞によると,同社は10月下旬に初の文庫「日経ビジネス人文庫」25点を創刊するとのこと。これまで実務書を扱った新書判の「日経文庫」というのはあるが,文庫判としては初めての刊行。しかし,ビジネス人とは....知的生きかた文庫×150%くらい買うのが恥ずかしいかも。
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